チェロアンサンブルKOTO 第1回コンサート 

概要

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■日時:2016年5月7日(土)14:00開演
■場所:京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ
   (京都市左京区下鴨半木町1-26)
■指揮:田久保裕一さん
■出演:34名(コントラバス1名含む)、聴衆300名ほど
■曲目:
① ゴルターマン:レリジオーソ
②パッヘルベル:カノン
③フンク:組曲ニ長調
④ビゼー:『カルメン』より”行進曲”
⑤ワーク:My Grandfather's clock(大きな古時計)
⑥チャップリン:スマイル
⑦ピアソラ:オブリビオン
⑧坂本九メドレー
 
<アンコール>クシコスポスト

◎開催報告


 5月7日(土)、京都コンサートホールのアンサンブルホールムラタにて、NPO国際チェロアンサンブル協会より後援をいただきました「チェロアンサンブルKOTO」の第1回コンサートを、約300名のお客様にご来場いただき、大成功のうちに終えることができました。出演者は京都で活動しているチェリスト・松本愛子さんを中心とした、10歳~81歳の33名のチェリストとコントラバス1名も加わって合計34名。出演者の在住地は京都のみならず、大阪・兵庫・奈良・滋賀・福井・三重・広島・愛媛・神奈川・東京・千葉と広範囲にわたりました。

 指揮は、1000人のチェロでもおなじみの田久保裕一さん。本番までのご指導だけでなく、コンサートでのタクトさばき、そして会場のお客様を巻き込んでのトークと大活躍でした。

 コンサートの開始にあたっては、4月14日以降に発生した「平成28年熊本地震」による犠牲者のご冥福を祈るとともに、今なお不自由な生活を強いられている被災地の方々を想い、ゴルターマン作曲「レリジオーソ」を演奏。田久保さんのご提案により、拍手はいただかず、会場に集まった全ての人で、被災地への想いをひとつにしました。

 その後は、田久保さんの楽しい解説と、練習の成果が発揮された演奏で会場は大いに盛り上がり、ホールに集った全員が、楽しく、感動に酔いしれ、まさに興奮冷めやらぬデビューコンサートとなりました。

 まずは、後援の御礼とともにご報告を申し上げます。

 また、ご来場いただいたお客様からの声をご紹介させていただきます。


<来場者のアンケートより>
・チェロがこんなにたくさん一度に演奏されるコンサートは初めてで、とえも重厚な音で圧倒され、深みのある音楽が良かったです。
・初めてチェロの演奏会に来て、本当に美しいと思いました。レストランでチラシを見てテレビでも聴いていたのですが、久しぶりに感動しました。
・チラシを見てすぐに申し込みました。素晴らしく、チェロの魅力に感動しました。
・とてもアマチュアの演奏とは思えないほど一糸乱れぬ演奏で良かったです。よく練習されたのでしょうね。
・冒頭の「レリジオーソは」心に響く曲でした。
・2回目のコンサート、「1000人のチェロ・コンサート」も一度聴かせてもらいたいですね。


 また、参加者の多くがNPO国際チェロアンサンブルの会員でしたが、今回のKOTO参加をきっかけに新たに6名の方が入会してくださいました。

 松山の戒能理事、広島の岩谷理事は、出演者として参加くださいました。森加代理事は東京から馳せ参じてくださり、受付もお手伝いくださいました。また、大阪の南村理事も客席に駆けつけていただきました。改めて御礼を申し上げます。

 丸太町の素敵なレストランで開かれた打ち上げには、30名以上が参加。みなさん楽しい会話とおいしい食事に舌鼓を打ちつつ、本番の疲れも何のその、演奏を有志で次々に披露され、「2回目はいつ?」と、すでに次なるコンサートを期待されるほどでした。


<参加者のアンケートより>
・皆さんチェロへの情熱がすごくて、刺激になりました。もう少し上手になりたいと思うことができました。
・こういうアンサンブルは初参加で最初は緊張しましたが、皆さんフレンドリーな方ばかりでうれしかったです。やはりチェロですね。
・田久保先生のご指導は楽しく勉強になり、愛子先生の音色は美しく、そしてステキな共演者のみなさまとご一緒できて幸せでした。
・KOTOに参加させていただけて、本当によかったです。
・細かく準備していただいて感謝以外ありません。京都で開催できて本当にうれしいです。


 また、参加者の中ですでにNPO会員である方々のうち幾人の方々からは、この春の理事交代について、少なからず心配、疑問を持たれていたとのお話をいただきました。しかしながら、KOTOコンサートの準備を含め、懇親会や打ち上げでじっくりとお話をさせていただき、安心された感触を得ることができました。 やはり、理事会や総会から離れた位置にいらっしゃる会員のみなさん、関係者の方々への、真摯で地道な説明が、スタートを切ったばかりの新体制に対する信頼を得るために、最も有効な手段であると認識した次第です。

 なお、戒能理事、岩谷理事のお二人は、それぞれの地でのアンサンブル立ち上げを強く意識されたようです。神戸でも今秋までにアンサンブルを立ち上げたいと考えております。

 日本各地でのチェロアンサンブル立ち上げに向け、KOTOが良きモデルケースとなるよう、今後も活動を継続してまいります。皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。

 以上、ご報告申し上げます。ありがとうございました。

NPO国際チェロアンサンブル協会 事務局長
チェロアンサンブルKOTO 事務局
松本 光生

◉ぜひとも継続を


 チェロアンサンブルKOTOの第1回コンサートが京都コンサートホールで行なわれたので、非常に興味があり、行ってきました。曲はバラエティーに富み、非常に楽しめたコンサートでした。フンクの組曲全曲を始めて聴きましたが、こんなに難しいけれど、素晴らしい曲なんだと始めて知りました。あとはピアソラあり、坂本九あり、そしてクラッシックありと準備も大変だったと思いますが、ぜひとも、第2回、第3回と継続してほしいと思いました。

南村 潤(兵庫)

◉故高円宮様も天空から喜んでくださっているはずです


2015年7月25日 京都グランヴィアにて

 チェロアンサンブルKOTO第1回コンサートは昨年2015年7月に高坂理事長と私が京都に松本愛子さん、光生さんの兄妹をお訪ねしたことから始まりました。(添付写真)

 高坂先生と私は、2015年夏から西日本でチェロアンサンブルを主宰している方々への面談旅行をしました。愛子さんはバンコクで活躍している林俊昭先生門下で、僕の弟弟子にあたる中川幸久さんのご紹介で2013年に知ることになりました。

 愛子さんはNPOの会員にもなり、2015年5月の仙台での「第5回1000人のチェロ・コンサート」にお弟子さんとともに参加してくださいました。その感動から私たちの京都での面談の席で「京都でもチェロアンサンブルを立ち上げます」と、即座に宣言してくださいました。驚いたことは、その翌週にはアンサンブル名を「KOTO」と早々と決められ、さらに、翌月にはコンサート会場と開催日までお決めになられました。まだ、参加者募集も始まらないうちから今回のKOTO第1回コンサート開催を決めてしまわれたのです。

 その決断力と実行力は愛子さんの心の奥から湧き出るアンサンブルへの希求と、事務局の実兄の松本光生さんのマネージメント能力の高さを示すものでもあります。今回の参加者の多くが温かく、気配りのある練習・コンサート、そして、それを支えるマネージメントに感動されたのも当然と言えます。

 「第1回1000人のチェロ・コンサート」以来18年を経て、ようやく京都の地にチェロアンサンブルの核がこのように恵まれたスタートを切って生まれたことを心から嬉しく思います。故高円宮様もご自分たち皇族の出身地/京都の地にこのようなチェロの輪がしっかりとでき上がったことを、きっと天空から喜んでくださっています。愛子さんと光生さんに、そして参加くださるチェリストの皆様に大いにエールをお送りしたいと思います。    
顧問/松本巧